整備管理者の選任について

皆さんお仕事お疲れ様です。一番星系行政書士の川合智士です。今回は整備管理者さんの選任について。

整備管理者に資格は不要 実務経験は?

運送業許可申請や貸切バス事業許可申請では、運行管理者と整備管理者を決めて運輸を開始するまでに営業所管轄の運輸支局(名古屋市・愛知県では中部運輸支局)の保安課に提出する必要がありますね。

運行管理者さんは運行管理者資格が必用なのでわかりやすいですが、整備管理者さんは「資格なし」の方でもなれるので資格試験を受ける手間が省けます。

資格試験というと拒絶反応を起こす方も多いのでひと安心です。・・・が、しかし誰でもいいというわけではありません。世の中厳しい。

我が社の整備管理者として「選任」するには

  1. トラック等の整備管理者として2年以上の経験がある
  2. 「整備管理者選任前研修」を修了している
  3. 3級以上の自動車整備士資格を持っている

1~3に当てはまる方でないといけません。たまに整備管理者としての実務経験がない方を選任しようとする方もいらっしゃいますが、だめなんですよねー。

資格がない方を整備管理者とするには「選任前研修」の修了でよしとなっていますが、実務経験が2年以上ないと「選任」はできません。ここは重要ポイントですね。

2年以上の実務経験者がいない?

そういう場合は、残念ながら経験のある方を雇用するしかないです。名義貸しはできませんので。運送業を開業しようとする方は業界を長年経験している方ばかりですから、そこは問題ないですよね。

もし、経験者が社内にいないなら、高齢者の経験者を雇用して人件費を抑えるのもよし、ハローワークを利用してトライアル助成金を活用するのもよし。お得な方法がありますね。

実務経験の証明

整備管理者の選任届には、その方の経歴を書く欄があります。実務経験で選任する場合は、

  • どの会社で
  • いつからいつまで

トラック等の整備や管理の経験があったかを記入します。殆どの方はOKなんですが、3~4割の確立で以前の会社が今はないという方がいらっしゃいます。

そういった場合は会社名と、その会社の住所、代表者名を記入し、現在その会社が存在しない旨を書いて選任された整備管理者本人の署名または捺印して選任届を提出します。

ただし、整備管理者や補助者としての経歴は全て運輸支局内のデータに蓄積されており、書類提出時に確認されます。運輸支局の保安課は割と融通を効かせてくれますが、事実しか書けませんから注意してください。

 

以上、一番星系行政書士のブログでした。

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