運送業許可申請は名古屋市の行政書士事務所シフトアップ

運送業で独立開業ストーリー 本当にあった話

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運送業で独立開業したいが

  • 勇気が出ない。
  • 自分でも独立できるんだろうか?
  • 条件が満たせないから無理だろう。

と悩んでいる方のために、当事務所のお客様で運送業許可を取って独立開業された方の話をまとめてみました。実話ですので是非ご覧ください。

 

 

父の運送会社から独立を決意

当事務所のホームページをご覧いただいたA様から、運送業許可を取りたいので話を聞いて欲しいとご要望があり早速お会いすることになりました。

 

お話をお聞きすると、A様は父親の経営している運送会社にドライバーとして15年以上勤務していらっしゃいました。しかし、独立して運送会社をやるよう父親から言われたので運送業許可を取得して独立開業したいとのことでした。

 

ここだけ切り取って聞くと、よくある話なのですが、A様の場合は少々話が複雑です。独立するに至った経緯には、母親(後妻)との確執があり、母親から何度も退職勧告されたり、嫌がらせされたりと結構つらい目にあってきたそうです。

 

 

実際のところ独立は母親から言い渡され、とにかく早く会社を出て行って欲しいと言われています。

つらい目にあってきたA様は、当事務所にご相談いただく前から、独立のために周到な準備されてきたため、運送業に使用する事務所と駐車場の候補地はすでにお決まいっていました。

 

さらに、

  • 運行管理者は確保済み。
  • 従業員も5人確保済み。
  • トラックは父親の会社から売却してもらう。
  • 資金は父親から出資してもらう。

という具合に、ほとんど運送業許可を取るための条件を満たす状態でした。

 

 

準備OK!しかし、事件発生

当事務所で現地調査をしたところ、事務所と駐車場は運送業許可取得のための条件を満たしていました。そのため、すぐ書類作成にとりかかり、あとはA様が銀行で取った残高証明書が来たら申請ができる状態にして、独立開業するための運送業許可申請は準備万端です。

 

しかし事件が発生します。ある日の夕方、A様から

「事業開始に必用な資金が準備できなくなった」

と当事務所に電話が入りました。

 

その理由は予定していた父親からの資金借り入れを拒絶されたからです。A様は運送業許可取得にあたり当事務所で法人設立されたばかりで、法人活動の実績がないため、国金や銀行からの借り入れが難しい状態です。

 

 

そもそも許可の必要な運送業を開始するにあたり金融機関からの借り入れをしようと思っても、許可を取ってから出直してくださいといわれてしまいます。

 

A様は、知り合いの税理士経由で銀行や国金に行って融資の交渉をしてみるとのことで、しばらくは待ちの状態となりました。

 

 

運送業で独立を断念

2週間ほど過ぎたころでしょうか、A様から電話が入り私は愕然としました。電話の内容は下記のとおりです。

 

「銀行からも国金からもお金を借りれないし、親から借りることもできないので今回の運送業許可の申請はあきらめます。でも、父の会社をクビになるのでなんとかして食べていかないといけない。だから利用運送の許可を取ってくいつなぎたい。川合さん、手伝ってください。」

 

A様は、駐車場の賃貸にともなう補償金の支払い、営業所にする予定で購入したトレーラーハウスの購入など、すでに数百万円をつぎ込んでいます。

ここで運送業許可申請をあきらめると、投資したお金はすべムダになってしまいます(利用運送業は駐車場の確保は不要となるため、賃貸借契約を解除するしかありません)。

 

私は「シフトアップグループの税理士を紹介するのでもう一度トライしましょう」と提案しました。しかし、A様は力尽きたようで、「もう運送業許可を取るつもりはないので税理士の紹介は必用ない。」とおっしゃいます。

 

やむなく利用運送の許可申請をするのに必用な事務所の候補地をA様に探していただくことになりました(運送業に使用する営業所は駐車場にトレーラーハウスを置く予定でしたので、駐車場の不要な利用運送を行うなら、別の場所で営業所となる場所を探すしかありません。)

 

大逆転!融資カクトク成功

残高証明書を添付して提出するばかりとなっていた運送業許可申請書類は、すでに不要となりました。残念でしかたありませんが、お客様のご要望ですので、こればかりはどうにもなりません。

私はA様にとっては不要となった運送業許可申請書類を納品するための準備にとりかかることにしました。

 

しかし、どうしてもあきらめきれない私は「ダメ元で試してください」とA様に伝えて、シフトアップグループの税理士を紹介させて頂き、再び国金へ融資獲得のアタックをする段取りに入りました。

 

 

戦略はこうです。

A様は自身の会社を設立したばかりだが、これまで父の運送会社に勤務しており、その荷主の一部をそのまま引き継ぐことができる。

ですので、その荷主からの売上の証拠となる過去の請求書などを証明書類として提出し、運送業で独立開業後も確実に借りたお金を返せる能力があるという事業計画書をつくり融資を受ける。

 

この戦略でチャレンジした結果、国金と信用組合の共同融資でほぼ満額の融資に成功しました(融資を受けたい金額に対してA様の自己資金が少なく国金単体では満額融資はできないので、国金と信用組合でお金を借りることになりました)。

 

今は当事務所で運送業許可申請をすませ、A様は許可が下りるのを待っている状態です。余談ですが、残高証明書を当事務所まで届けにいらしたA様は白髪が増えていました。

 

 

まとめ

A様のケースでは、父の運送会社に勤務していた経験が長かったこと、一定の得意先をそのまま引くつぐことが可能であったことなど、国金などから信用を得るための材料が揃っていたため融資を受けることができました。

 

特殊なケースと言ってしまえばそれまでですが、運送業許可申請は、すんなりと申請から許可取得まで行くことはまずありません。ほぼ100%はなんらかの問題が発生し、許可取得までに当初の計画から二転三転します。

 

例えば、

  • 借りることが決まっていた駐車場を大家さんが他人に売ってしまった。
  • 知り合いの運送会社から売ってもらう予定の車両が売ってもらえなくなった。
  • 雇用を予定していた運転手が突然やめてしまった。

などなど(お金の問題は時間をかけて貯めるしかない場合があります)。

 

それでも、あきらめずに行動を起こした人だけが運送業許可を取得しています(当事務所では、申請後、許可取得を断念された方は一人もいません)。

 

事実、当事務所には1年以上前に運送業許可のご相談にいらした方から、「お金がやっと貯まったので運送業許可の申請をお願いします。」と電話をいただくこともあります。

 

大切なのは、絶対にあきらめないことです。

 

ビジネスを始めようとする、あるいは、営んでいると思わぬことが起こることがよくあります。むしろ、想定外のことが起こるのが当たり前です(私自身、身をもって体感しています)。それでも、あきらめず、もがき苦しみながら行動を起こした人だけが生き残るのがビジネスの世界です。

 

もし、熱い思いを持って緑ナンバー=運送業許可を取って独立開業しようと思ったら、あきらめずに行動してください。当事務所が、お客様の一番の応援者となり、独立開業するためのアドバイスをさせていただきます。そして、運送業で独立開業後も、事業継続できるようシフトアップが熱狂的に応援しますので安心してください。

 

運送業許可が不要な4つのケースのまとめ

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