運送業許可は、建設業や産廃収集運搬業などの許認可に比べ、開業資金の確保などハードルがかなり高いことは間違いありません。
それだからこそ、運送業許可を取得して勝ち残ることができれば、今後さらに許可要件が厳しくなる可能性の高い運送業許可はお宝となることは容易に想像できます。
ここでは運送業で起業して新規参入される方に、重点的に押さえるポイントについて解説して参ります。運送業で起業をご検討中の方は是非参考にしてください。
運送業起業を考えたら準備すべきこと
運送業で起業するには様々なハードルを乗り越える必要があります。とは言え、決して取得できない許可ではありません。慎重な検討を重ねれば取得可能です。
では、まず何から検討していけば良いでしょう?
運送業起業に必要な資金が確保できているか
当事務所にご依頼頂く方も、まずはここがクリアできるか否かが運送業で起業できるかの最初の分かれ道となります。
強く運送業起業をご希望される方でも、まずは開業資金の確保ができていないと運送業許可申請には至りません。
運送業起業に必要な資金の目安
運送業の起業には、おおよそ1,000万円程の開業資金を確保して、銀行などが発行する「残高証明書」を運輸局に提出することが必要となります。
この開業資金は、
- 事務所・駐車場となる土地を購入するのか賃貸なのか
- 既に所有しているトラックは何台あるか
- 起業に際してトラックを何台購入するか
- 購入するトラックは新車か中古車か
などで変わります。
トラックを購入する台数が少なければ開業資金も少なくなります。また物件の賃借料がいくらなのか、地域によって地価も変わるのでどの場所で起業するかも重要な要素となってきます。
自己資金が少ないという方は、ここであきらめないでください。いま現在の個人または法人の銀行口座に1,000万円ないとしても、まずは当事務所にご相談ください。当事務所は運送業許可専門事務所として豊富な経験を有しております。お客様と一緒にどうすれば資金調達できるかを一緒に検討いたします。
運送業に使用する事務所と駐車場の確保
開業資金確保の目処がたったら、次は運送業に使用する事務所と駐車場の確保が2つ目のハードルとなります。
なぜなら、運送業許可の要件に合致する事務所と駐車場がなかなか見つからないからです。
従って、運送業起業を思い立ち、資金がある程度確保できる場合は、事務所と駐車場の物件探しを行いましょう。
気に入った物件があったら、まずは仮押さえし、要件に合致する物件か調査をするのが賢いやり方です。もちろん、ご依頼者様には行政書士法人シフトアップが、要件調査から現地調査、関係自治体への折衝など全て行いますのでご安心ください。
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