トラックの貨物の積み方

コラム

トラックへの荷物積み込みのコツを伝授!ドライバーさん必見

すでにトラックを運転している方も、これから初めてトラックを運転される方も「トラックへの荷物積み込みを素早く行いたい」「効率的に積み込むコツはあるのか」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
本記事では、トラックへの荷物積み込みのコツをわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まずは、トラックへの荷物の積み方からご紹介します。

 

トラックへの荷物の積み方は主に3つ

トラックの免許を取り立ての方や、荷物の積み込みに慣れていない方にとっては、トラックへの荷物の積み込みは「ただ積むだけ」と思われているかもしれません。しかし、トラックへの荷物の積み方は主に3種類あります。積み方によってコツも異なりますので、順番に見ていきましょう。

 

バラ積み

バラ積みとは、荷物が1箱ずつバラバラになった状態で、ドライバーが手で積み込むことです。バラ積みは、小さな荷物や比較的軽い荷物を積み込む時、荷物のサイズや形状がバラバラの時に使われる方法で、荷物を降ろす時も多くの場合は手で降ろします。

身近な例でバラ積みが採用されているのは、近距離ルート配送、コンビニ配送、引っ越しなどです。バラ積みは運転するだけのドライバーに比べて大変なので、運送会社によってはバラ積み手当が支給されたり、専用ボックスで積み込みしやすくしたり、様々な工夫がされています。

 

パレット積み

パレット積みは、パレットという積み込み用の台を使って、荷物を何箱かまとめて積み込むことです。

パレット積みは、人の手では持ち上げられない重い荷物を積み込む時、大量の箱数を積み込む時に使われる方法でコンテナによる貨物輸送の発展とともに定着しました。

パレット積みを採用することで、それまでドライバーが手作業で1箱ずつ積み込んでいた作業を一気に機械で行えるのです。生産性の向上やドライバーの作業負荷軽減につながるため、物流企業にとって欠かせない存在と言えます。

女性ドライバーを積極採用している運送会社は、ほぼパレット積みの仕事だけに絞りドライバーの体への負担を考慮しています。

 

フォークリフトやプラッターを使用

荷物を積み込む時もフォークリフトやハンドリフトで持ち上げて積み込みます。パレット積みの場合、構内作業のスタッフが積み込み作業を担当することが多いですが、リフト免許があれば、ドライバー自ら積み込み作業を行うことも可能です。

物流企業では、リフト免許を持っていると手当が出たり、リフト免許を取得するための費用を会社が補助してくれたりすることもあります。

 

手積み手降ろし(ちゃぶり)

手積み手降ろしは、その名の通りすべての荷物を手で積んで手で降ろすこと。ネット通販の配送など、1個ずつ配送するようなシーンで使われ、別名「ちゃぶり」とも呼ばれます。

軽くてコンパクトな荷物を配送する時、たくさんの配送先を1件ずつ回る必要がある時に使われる方法です。

手積み手降ろしは、特に上手に積み込まないと、いちいち荷物をひっくり返して探さないといけなくなるため、ここからのコツをしっかり踏まえて積み込むことをおすすめします。

 

荷物積み込みのコツ5選!トラック運転手必見

ここまで、主な積み込みの方法を3つご紹介しました。それでは、ドライバーのみなさんが気になる荷物の積み込みのコツを解説していきます。

大前提として、荷物はいきなり積み込んではいけません。どのように積むかイメージを膨らませてから、積み込み作業に入ることが大切です。どのように積み込むか考えるポイントを、5つに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ポイント1| 重い荷物は下に積む

1つ目のポイントは、重い荷物は下に積むことです。たくさんの荷物の中で、重い荷物もあれば軽い荷物もあるはずです。荷物の重さを考えずに積んでしまい、軽い荷物が下にきてしまうと荷物の破損リスクが高まります。

また、重い荷物が下にあると重心が安定することもポイント。配送中の振動で荷物が崩れる心配も減って安心です。

 

ポイント| 荷物の高さを揃える

2つ目のポイントは、荷物の高さを揃えましょう。段ボールの高さをできるだけ揃えて積み込むことで、その上に荷物を乗せやすくなり、スピーディーに積み込み作業を進められます。

また、高さが揃っていることで荷物同士の隙間がなくなり、振動に強くなることもポイント。荷物が崩れることや、箱の角で荷物を潰してしまうリスクが減ります。

 

ポイント| 荷物を縦と横に交互に組む

3つ目のポイントは、荷物を縦と横に交互に組むことです。これも荷物を崩れにくくするために有効なポイントです。段ボールの向きを見て、縦・横・縦・横とパズルのように交互に組みながら積み込むだけ。それだけで荷物が安定し、ブレーキや振動で荷物の山が崩れることを防ぎます。

 

ポイント|荷物が少量の場合は手前に積む

4つ目のポイントは、荷物が少ない時は手前に積みましょう。荷物が少量なのに、荷台の奥に積み込んでしまうと、いちいち奥まで荷物を取りに行かなくてはならず、非効率的です。

ただし、少量の場合は荷崩れに注意が必要。トラックは前輪・後輪のタイヤをつないだ中心点が最も揺れが少ないです。1番揺れない位置を理解した上で、あまりにもギリギリの位置に積み込まないよう程良いバランスを考えて積み込みましょう。

 

ポイント|荷物を積み込む順番は配達の順番と逆にする

5つ目のポイントは、荷物を積み込む順番は配達の順番と逆にすることです。どんな積み込み方の場合でも、積み込む順番はスピーディーな配送を左右する大切なポイントです。

荷物を配達する際に、手前からどんどん荷物を降ろせると楽で早いです。そのため、積み込む際は、最後に配達する荷物を1番奥へ。配送ルートから逆算して、奥から順番に積み込み、1番手前は最初に配達する荷物を置きましょう。

 

まとめ

トラックのへの荷物積み込みのコツをざっくり解説しましたが、イメージは湧きましたでしょうか。これまであまり考えずに積み込み作業をしていた方は、今回ご紹介したコツを思い浮かべて「どうやって積み込もうかな」と考えてから、積み込んでみてはいかがでしょうか。

 

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川合智

川合 智

運送業許可のプロ事務所「行政書士法人シフトアップ」の社長★トラック運送会社に12年勤務後に開業。著書【行政書士のための運送業許可申請のはじめ方】★行政書士向けに運送業許可を教える「くるまスクール」主催者

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